家族キャンプ2回目です。二泊三日で栃木県にある、こっこランド那須ファミリーキャンプ場に行ってきました。
前回羽鳥湖で娘の華々しいキャンプデビュー。今回も楽しくファミリーキャンプができましたよ。
楽しくキャンプをする中でも学ぶことは多くあり、今回は大きく分けて2つの事を学んできました。
- 寒さ対策
- 獣対策
身をもって学ぶ経験ってすごいですよね。色々な情報が手に入る時代ですが、実際に経験すると、しないとでは全然違いますね。
まずは、今回お世話になったキャンプ場を紹介します。
◾️キャンプ場の場所
こっこランド那須ファミリーキャンプ場
栃木県那須高原にあるキャンプ場です。標高は450mです。
東北自動車道の那須高原SAからETC利用で約5分、那須ICから20分、白河ICから20分。我が家は高速使わず国道4号線を利用しました。ナビを使いたどり着くことができますが、道沿いにはこっこランドの案内看板が出ていますので迷うことなく到着できます。
キャンプ場は森の中にあり大きな木々があります。紅葉シーズンで、ものすごく秋を感じることができました。
キャンプ場近くにはセブンイレブンがあります。スーパーは朝早くからやっている那須街道近くのスーパーダイユーで食材などの仕入れができます。
那須なので美味しい食材があるので食べ物には困らずキャンプができますね。
◾️利用区画サイト
Fサイトを利用させていただきました。川近くのRサイトから小川を挟んだ林間です。区画の広さはコールマンのツールームと車を入れても余裕があります。小石の砂利が敷き詰めてあり水はけは良さそうな感じです。石と木の実が大好きな娘にとっては天国。ずっと小石、砂利、ドングリ、枝を紙コップに集めて遊んでいました。焚き火用の小枝を沢山集めてくれるので助かります。

林間サイトなので木々覆われており、程よく木漏れ日が気持ちいいです。夜間などは葉に覆われているせいか、空が突き抜けているところより暖かい?感じがしました。屋根がある感じ。
Fサイトは隣のサイトとの間に木があり区切られているため区画サイトながらプライベート感が高いです。真向いは森だし、逆側は小さな小川を挟んでRサイトとなります。
落ち葉が多い季節でしたが、掃除が行き届いており濡れた落ち葉などがなく快適。
サイト毎に1つコンクリートブロックが置かれておりジャグ台にしたり、テーブル代わりとしても利用可能。
トイレ炊事場までの距離も程よく快適に過ごせます。
◾️トイレ・炊事場
トイレ綺麗!炊事場も綺麗!
お湯でるところが1箇所?2箇所だけだったので、寒い時期の食器洗い辛い。
◾️景色
ここからの眺めが最高
今回のキャンプで、このコメントを少なくとも5回は聞いたと思います。それくらい綺麗でした。それくらい妻は同じところに座っていました。
近くには川が流れており夏場は遊べるみたい。我が家は夏キャンプしないです暑いので。
夜、、、平日に利用したので人がおらず森は真っ暗。小さな街灯はありますが、それでも森は真っ暗。久々に暗い場所にビビりました。
いや、本当に森から何か出てくるんじゃないかと思うくらい暗かった。むしろ暗すぎて何かが出てきても気がつかないレベル。
◾️管理棟、管理人さん
施設はどこも綺麗で、管理棟には売店コーナー、レンタルもあるようです。おそらくレンタルはしていないかと思いますが、カッコいいランタンがいくつもあり、また薪ストーブがいい感じの店内。
管理人さんも優しい方々でした。
娘が管理人さんにちょっと恥ずかしそうに
レインボーダッシュ レインボーダッシュ
と、アニメのマイリトルポニーに出てくるキャラクター名を連呼。
なぜ今ここでレインボーダッシュ??と突っ込みたくなりましたが、
管理人さんを困惑させるも温かく対応してくれましたよ。
薪割り道具
管理棟の前には薪割りのアレが置いてあります。そうアレです。名前が分からないけど、円錐場の刃が上を向いていて巻きをハンマーで叩き割るシステムの薪割り道具。キンドリングクラッカー!!管理人さんに許可いただき使わせてもらいました。前からすごく気になっていた薪割り道具。
これ、メチャンコいい!
手斧買おうか迷っていましたが、同じぐらいの値段払うなら、この薪割り道具の方がいいですね。安全且つ簡単!確か発明したのが小学生か、中学生くらいの女の子って聞いたことがありますが、天才ですね。子供も安全に薪割りできます!

ちなみに薪割りの上手さは俺より妻の方が上手でした。
◾️お風呂
露天風呂があるようです。紅葉が見えてかなり良さげ。
我が家は家族風呂を利用させてもらいました。露天は付いていませんが大きめの湯船と、洗い場が2箇所付いているお風呂。ドライヤーは無いので頭を洗うか迷いましたが、洗いませんでした。寒いからね。お値段は¥1,430
温泉?気のせいか身体がポカポカになりましたよ!
◾️寒さ対策
今回経験値が上がった寒さ対策!
秋冬キャンプは初めてで、那須岳?名前がわからんが、山頂に雪が積もっている時期。ネットの情報を調べまくり寒さ対策を色々考えてくれた妻。メチャンコ助かりました。
我が家の寒さ対策
ブーツ
ワークマンのブーツを購入。寒さは足元から防ぐのが重要。何回かお邪魔したキャンプ屋さんからも冬キャンプはあしを温めないとダメと言われておりました。これはまぢで大切です!
足が温かくかなり快適に過ごせましたよ。必ず買った方がいいです。そしてワークマンはコスパがハンパない。
娘のブーツはモコモコのやつではなかったせいで
足冷たい
と言っておりました。本当に申し訳ない。。大丈夫であろうと思っていましたがダメでした。
子供にも絶対買ってあげましょう!当たり前か、、、親だけ買うとはひどい話です。反省。
テントのスカート
全面に付いていれば氣にすることないですが、我が家のコールマンツールームはインナーテント側の幕3方向にスカートが付いていません。
スカートがあることで室内と外を遮断し断熱効果を高めてくれます。
効果は、、、多分温かいと思います。スカートつけていない時と比べたことがないので正直差がわかりませんが、隙間風的なものが無く良かったと思います。
見た目もテントの緑と同色系にしたのでそこまで目立たずいい感じ。クリップで止めただけなので設営簡単!
ちなみに作るのも簡単。テント幅に合わせて切るだけ。スカートの丈も適当。外気から室内守れればオッケー。
ストーブ

灯油ストーブを持って行きました。トヨトミのマルーン。レインボーと似ていますが違うやつです。温かいですが、メチャンコ温かいって感じではなかったです。近くにいれば温かいけども、離れているとそこまで。おそらく今ぐらいの季節が限界かも。暖かさを改善できるかわからないけど、ストーブの上に乗せるファンで空氣を循環させて幕内全体を暖めるのもあるみたい。寝る時は一酸化炭素中毒が怖いので消して寝ます。
焚き火
落ち葉
うちの奥様の野生感がすごいです。今回のキャンプに行くまでの間、寒さ対策を考えてぬき準備してきて、それだけでも十分ありがたいのですが、現地に到着してすぐに
閃いた!
と、突然設営時に大量の落ち葉を拾い始め、寝床となるインナー部分に落ち葉を敷き詰め始めたのです。ブッシュクラフトですな。グランドシート下に敷き詰めて下から冷気を防ぎかつ、フカフカになりました。今までで一番居心地のいい寝床だったのではないでしょうか。最高でした!

撤収時の写真

撤収時の写真
ちなみに使用後の落ち葉綺麗に元の場所?落ち葉が集められていたところに戻しました。
寝袋
モンベルのシュラフです。
使っているのはこちら
使っているのはこちら
バロウバック#3のシュラフだけだと厳しかったですね。リミットが1度°。初日は、ヒートテック上下にスウェットと薄ダウン。。最初は程よかったんですが、どんどん寒くなって行き、朝方は寒くて眠れなかったですね。。
凍死ってこういうことか?と思ったけど寒くて動かず朝を迎えました。
2日目の夜は流石に着込みましたよ。
ヒートテック上下、極暖パンツ、フリース、ダウンジャケット、シュラフの中に薄手の毛布!
完璧でした、爆睡でしたよ。
着込みすぎて寝難いかと思っていましたが、全然そんなことなく寝れました。
3歳手前の娘もダウンやらスリーパーを着込ませてシュラフに入れ寝ました。シュラフの上に毛布などもかけました。
暑かったのか、途中で起きてスリーパー脱いでました。
二日間ともグズリや風邪引くような事もなく元気に寝てましたね。妻は娘が気になり眠りが浅かったようです。
シュラフは冬用があれば越したことはないですが、冬のキャンプ何回か行くのか?と考えると手が出難い、、、
我が家は冬はスノボーメインだし。
服装
フリースやらダウンやら、コットンジャケットやら、暖かい服装はなんとでもなりますが、今回のキャンプでデビューしたものがあります。
自作!妻が作りました。
使わなくなったデニムを切って縫っただけ。これが大当たりで、膝つく作業とか熱いもの持つ時とかにも使えるし、何より暖かい!前掛けあるだけでこんなにも違うのかと驚きましたね。あと、土、砂まみれの娘が抱きついてきても安心。
◾️獣対策
勉強になった事その2です。
自然の中は獣がいて当たり前。こっこランドさんも注意書きを出しており野良猫やら他の獣が食材やゴミをあさるので注意と。
確かに猫がウロウロしてました。焚き火から離れている時、気が付いたら暖をとる猫がひょっこり。こちらに気がつき逃げて行きました。
一回二回じゃなく何度も。初日は平日でキャンプしている組みが3、4組だけだったせいもあるのかな。かなり接近してきました。
基本的な対策
寝る際はゴミ袋を車の中へ入れ、食材関係はインナーテントに入れました。
これで獣対策は万全だと、、、
、、、
甘かった。
朝起きてストーブを付けにいった妻
ない!!
靴!!
片方!!
ない!!
と
またまた、何言ってるんだか。おそらく寝ぼけているだけだろうと思っていたのですが、見てみるとそこには、
俺の靴が片方ありません!!
テント内を見渡してもありません!
初めて経験しました。靴泥棒。妻よ疑ってすまん。
もうね、朝から爆笑でしたね、靴盗むのかとびっくりですよ。
フルクローズしてたけど隙間から入ってくるんですね。にしてもなぜ俺の靴!?
良いにほいがしたんだろうな。
暖かブーツじゃなくてよかった。
パクられたのもワークマンの靴。
安いし、最悪見つからなくてもいいやと思える感じでした。
テントから出て清々しい朝を迎え森の方を見ると、パクられた片方の靴が転がっていました!
テントから5メートルも離れていない、、、
必死の思いでテントに侵入したのに、食い物がなく悔しい思いをしたであろう獣。多分猫。悔しくて何も取らずにはいられず、俺の靴をくわえていったのだろう。テント出てから冷静になり、
いらねーな
と気が付いたのかな。。可愛いぜ。
靴を拾い上げ、臭いを嗅いでみましたがションベンなどはかけられていなさそうでした。
ひとまずあって良かった。
妻に靴があった事を伝えると、妻も俺の靴の臭いを嗅ぎションベンかけられていないかをチェックしてました。改めて息の合う夫婦だなと実感しました。
皆さんも気をつけた方がいいですよ!
お気に入りの高い靴とかパクられたらテンション下がりますからね!
◾️まとめ
キャンプにはハプニングがつきもの。自然相手に遊んでもらうので色々備えないとですね。
秋冬キャンプは最高に楽しいです。
続く
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